1人しか居ないからこそ「プロジェクトマネージャー」にこだわる
「プロジェクトマネージャー」という肩書きが気に入っている。
Web業界、特にデジタルマーケティング支援会社では「Webディレクター」という職種になることが多いが、私は「プロジェクトマネージャー」としている。まぁ、名刺上もこれだし。
一般にプロジェクトマネージャーは、1つのプロジェクトに1人しかいない。
対してディレクターは、案件規模が大きくなればなるほど、複数名立てることになる。
案件規模によるが、アカウントとプロジェクトマネージャーが1名ずついて、実務遂行としてディレクターが各セクションごとに居るイメージ。
例えばオウンドメディアの運営なら、
- Webサイト制作
- 有料広告
- ソーシャルメディア
- 事務局運営
のような感じで、各セクションごとに別々のディレクターが稼働する。
これを束ねてプロジェクトを成功に導くのが、プロジェクトマネージャーという立ち位置。
プロジェクトマネージャーとして、もちろんWebディレクターとして優秀であることは最低条件である。そのうえで、他者を動かしてどうすればチームとして機能するか、仕事をデザインしていく。そんなポジションが気に入っている。
プロジェクトマネジメントという役割は、何も広告業界に限ったことではない。
プロジェクトのあるところ、あらゆるところでプロジェクトをハンドリングする人材が求められている。
あまりに遠い場所では、自分の力は発揮できないかもしれない。それでも、より難しいプロジェクトにチャレンジし社会に何か変化を与えていけるよう、今日もこの仕事に取り組む。
プロジェクトという実態のないものをマネジメントするとはなにか、目の前の問題と対峙しながら考えていくのである。
そんな感じ。