アフターコロナで需要が増加しそうだなーと思っている採用条件
最近転職活動をしています。
すぐ転職するということではなく、何となく今の自分の立ち位置とこれからのキャリアプランをちゃんと考えたいという理由からです。
コロナ禍で在宅勤務を続ける中で、「自分の価値ってなんだっけ」ということを嫌でも考えさせられます。
まず、在宅勤務・リモートワークが広がると、「どこに住んでいるか」という条件は全然重要じゃなくなります。
そうすると、これまで地方限定で良い仕事を提供していた人たちも、競合になってきます。
田舎に住んで都会の仕事をするという働き方も、すでにちらほら出てきています。
そんなアフターコロナで求人を眺めていて、これから需要が伸びそうだなーと思う採用条件について。
労働時間が短い
当たり前というかそりゃ短い方が良いわって感じですが、在宅勤務を経験して家族との時間や自分の時間の大切さを再認識した人は多いはずです。
通勤時間が無くなったわけですが、それでも22時まで働くと普通に次の日の仕事に影響が出ます。9-22時とか、やっぱりおかしいんですよね。
一度この感覚を持つと、簡単には元に戻れません。毎日出社してある程度感覚を麻痺させていないと、ブラック環境では働けない。
そんなわけで、「残業20h以下」とか、そういう求人需要がこれまでにも増して上がってくると思います。逆に「残業40h以下」なんかは、ひと昔前だとまぁ悪くもなかったんですが、今だと「わざわざ書いてそれってことは、、、」と思われてしまうでしょう。
リモート環境が整っている
「在宅勤務相談可」とかそういうのもですが、社で使用しているツールやサービスを記載している企業も増えてきました。
これまで以上に仕事がデジタル化されると、仕事の内容が同じであればあとは「どんな環境でその仕事を進められるのか」が生産性の鍵となります。
レガシーな技術を使っている企業だと、いくら仕事内容が面白くても、一つ一つの仕事の間に圧倒的に生産性の低い無駄な業務をやらなきゃいけないわけです。
ある程度リモートで働く経験を持っちゃった人であれば、そんな無駄に耐えられるわけがありません。
これまでも技術職ではこのあたりの重要性は高かったと思いますが、ビジネス職でも使っているツールが標準化されていて高い生産性で働いていることを示せれば、大きなアドバンテージになると思います。
具体的なベンダー資格者向け職
最後は少し違うかもしれませんが、具体的なベンダー資格向けの仕事というのが増えてきた気がします。
最近見たのだと「Marketoを使ったことがある人」とか、「Tableauでデータ分析ができる」とか、そういうのがちらほら出てきてます。
以前下記にも書きましたが、転職が当たり前の時代になると、資格の価値はこれまでより上がってくると思っています。
改めて書き直すと、だいたい下記のようなイメージで捉えています。
- リモート環境発達によって、「仕事ができれば誰でも良い」という状況になる
- これまでの企業組織型から、プロジェクト型の働き方が主流になる
- さらに、人が流動的になるため、いつでも代替可能な状態を作っておく必要がある
- より多くの人が一つのプロジェクトに関わり、一人の人はより多くのプロジェクトに関わるようになる
- それだと維持コストが増加するため、一人何役かの立ち回りができる人間が重宝されるようになる(サッカーでいうユーティリティプレーヤーみたいな感じ)
- 職種軸とかけ算で、特殊な専門性や強みを示せるベンダー資格が価値を上げてくる
一つじゃそんなに意味を持たないんですが、3つくらい絡めていくと「とあるプロジェクトにおいて1人入れておけば2人分の計算が立つ人」になれる可能性がぐっと上がり、ひいてはそれが人材価値として算出されるのかなと思ってます。
もちろんそこに経験をプラスすれば、コンサル的立ち位置で十分に価値ある仕事ができるようになってきます。やっぱり一つの強みだけで勝とうってのは、凡人向けじゃないですよね。
そんなわけで最近はあまり手を付けられていませんが、またちょくちょく認定資格に挑戦していこうと思っています。
JSTQBなんか面白そうだなーと思って見てます。
というかほんと、進行管理しかできないWebディレクターはいつ食えなくなるか怖くて仕方ないので、、、実践&勉強します。
では。