2020/21シーズン アルテタアーセナルのスカッドと久しぶりの期待
欧州サッカーがはじまり、DAZNで毎週みています。
たまに不安定ですが、これだけで欧州サッカーをほぼ網羅的に観れるというのは凄いですね。10年前はスカパーとWOWOWとGAORAとかを複数契約しないと追えなかったし、スマホでハイライト動画を気軽に観れるのも良い。
今日はアーセナルの話題ですが、移籍市場最終日に大きなニュースが入ってきました。
これで今期、マガリャインス、サリバ、ウィリアンをはじめ、セバージョス再レンタルやエルネニー復帰など、スカッドが揃ってきました。
開幕から4試合で3勝1敗ときてるので、ついに今年は何かワクワクするシーズンになりそうな予感です。
最終スカッドを見て、予想フォーメーションは4-3-3。
オバメヤン ラカゼット ウィリアン
セバージョス
ジャカ パーティ
レノ
Leo the footballさんの動画が分かりやすかったですが、アルテタ監督のアーセナルは変則3バックみたいな戦術を取っています。
これまでも両サイドバックがあがった際にボランチの1枚が落ちて、3バックのような形でビルドアップをするチームはたくさんありました。
今期のアーセナルはこういったポジションの入れ替えによるフォーメーションチェンジをいろんなところでやってきます。
顕著だったのが前節のエルネニー。ベジェリンがあがった右サイドに落ちてサイドバックのような役割を担ったり、攻撃時には駆け上がってゴールに絡むなどの活躍を見せました。
アーセナル加入当初はなかなかフィットできずレンタルに出されていた選手を再起させ、アルテタ監督すげーと思わされた試合でした。
パーティーが入ったことで一つ序列は下がるものの、バックアップとしては強力な人員として数えられると思います。
エルネニーはエジプトの走り続けるリンクマンのような選手で、瞬発的な爆発力こそ無いものの、90分間安定した技術と走りを見せられる選手なので、個人的には好きなタイプです。地味ですが、使い方次第ではかなり有能ということをアルテタ監督が証明しましたね。
そんなこんなで、今期のアーセナルは
- 左サイドはティアニー、ジャカ、オバメヤン
- 右サイドはベジェリン、パーティー、ウィリアン
を中心に三角形を作って攻め上がりつつ、そこにセバージョスが動き回って顔を出して絡んでいくといった感じの楽しい攻撃が見られそうです。
一応二番手を並べてフォーメーションを組んでみると、
サカ ヌケティア ぺぺ
ウィロック
ナイルズ エルネニー
コラシナツ サリバ ホールディング セドリック
ルナルソン
となかなか興味深い面子が揃っています。
なかでもサカは今期化ける予感がします。久保と同じ19歳ですが、イングランド代表にも招集された超逸材。
昨シーズンはサイドバックなども経験し、より幅の広いプレーヤーに育っています。
怪我してますが、チェンバース、マルティネッリ、マリなんかも。
ネルソンも有望な若手で、徐々に出番を増やしています。
ただもう一人忘れちゃいけないのがエジル。彼だけが、最も高いセンスを持ちながらこのチームへはめ込めていない最後のピースです。
今期の移籍はもう無さそうなので、高い給料を払っている以上、そのセンスには疑う余地が無いため、アルテタ監督はどこかで彼を活かす手段を考えてくる気がします。
その中でもう一度スターになれるか。ここも今シーズンのアーセナルの見どころとなりそうです。
そして代表戦明けの10/18はアウェー マンチェスター・シティ戦。
この試合どういった振る舞いを見せるか、今期のアーセナルに本当に期待してよいのか?それを占う一戦となりそうです。
↓ガナーズはこれも読みましょう!
では。