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肩書きがしっくりこないので、「Digital PM」と名乗ってみる

プロジェクトマネージャーのげんごろです。

 

「デジタルマーケティングのプロジェクトマネジメントをする人」という肩書き

一応「Webディレクター」とか「プロジェクトマネージャー」というのが肩書きっぽいですが、どうもしっくりこないなーと思っています。

特に「プロジェクトマネージャー」は、単体だと「何のプロジェクトをマネジメントするのか」が無いため、役割として成立していない。

 

例えばCEOだと、「ある企業の経営責任の最高経営者である」ということが分かるじゃないですか?

プロジェクトマネージャーにはこの「何の」という部分が抜けているため、どうしてもふわっとしていて幅広い職域になってしまうんですね。

 

なので、Twitterプロフィールには「デジタルマーケティングのプロジェクトマネジメントをする人」と書いています。なんか長いし、野暮ったい。

であれば短く「Digital PM」と称してしまうのはどうだろう、というのが最近の考えです。

 

「Digital PM」が持つ2つのデジタル

一応この”Digital”は2つの側面を持っています。

  1. デジタルなプロジェクトのマネジメントをすること
  2. デジタルを駆使してプロジェクトのマネジメントをすること

 

こうして見ると割としっくりきていて、例えば今やっている「デジタルマーケティングのプロジェクトマネジメントをする」というのは1に入る。

でも個人的にデジタルマーケティングだけでずっとやっていくのも面白く無い気がしているので、「デジタル」は軸に据えつつもっと違うことにも手を伸ばしていきたいという意図が込められている。

 

これがIoTなのかYouTubeなのかはたまたVRみたいなものなのかは分かりませんが、デジタルとかITが自分の軸にあるのは間違いありません。

逆に「マーケティング」の方にはそこまで芯が無いというのが正直なところで、マスマーケティングなんかは知識としては保有しているものの特段興味があるかといったら無い。

 

2は自分の得意領域で、分かりやすく言い換えると「デジタルでPMをハックする」という意図を込めています。

PMBOKとか勉強してると感じますが、プロジェクトマネジメントというのはどうも実態が掴みづらく理論的な話が多い。

 

その理論を実現するにはコンピュータやインターネットの発展が必要で、ようやく技術が理論に追いついてきたのが今だと思うんですね。

であれば「デジタルを駆使してPM理論を実践に落とし込む」という部分を、自身の得意領域としてやれば良いんじゃないかなと思っています。

 

Asanaをはじめ単なるツール野郎ではなく、これまでの先人が貯めてきた知恵と新しいものをどう組み合わせるか。これを考え実践していく人というイメージです。

 

「デジタル」を基軸に、自分の可能性を広げ、得意を武器にする

なんかかっこいい見出しですが、要はそういうことです。

 

「デジタルマーケティング」と言い切っちゃうと、自分の幅がそこで止まってしまう。それだと面白くないので、マネジメントする対象は「デジタル」を基軸に広く設定しておく。

そこに自分の得意な「デジタルを駆使したプロジェクトマネジメント」を乗っければ、大きくデジタル×PMという掛け算が成立する。実際にはもっと細かい掛け算の集積なんだけど、大枠の肩書きとしてはこのくらいおおざっぱで良い。

 

割と思い付きですが、自分の進む方向性を指し示すうえでは、割と悪くない肩書きかなと思ってます。

この名がよりしっくりくるくらいデジタルもPMも極めていけば、たぶん面白い未来が待ってるんじゃないかなーと。

 

では。