Drupal 開発ディレクター兼エンジニアが仕事、育児、本など雑多に書くブログ

客と店員が一切言葉を交わさない世界

先日くら寿司に行きました。

 

回転寿司って好きなんですよね。値段や量を気にせず食べられるから。

昔よりさらにクオリティが上がり、もう一生で食う寿司の8割はこれで良いんじゃないかと思っています。

 

いつも通りWebで予約して店へ。大阪の、特に中国人旅行者の多い地域はこれをしていないとめちゃくちゃ待たされます。

もちろん今はコロナなので比較的空いてる。

 

店内の機械で座席券を発行し先へ。

券面に記された座席番号へ自分で向かう仕組みです。

 

席に着いたらお茶を入れて、壁面に取り付けられたタブレットからオーダー。お決まりのレーンに注文した寿司が届きます。

 

食べ終わったら皿を入れて、ガシャポンゲームをしてお会計ボタンを押す。汁物などもタブレットから注文してるので、自動で精算されます。

 

座席券を持って出口へ。今度は自動支払い機でバーコードを読み取って、クレジットで支払いを済ませます。

 

ただ店に入ってから出るまでの流れを書いただけですが、本当に一言も店員と言葉を交わさなかった。改めて考えると、これは本当に凄い。

 

たぶん10年前の自分がこの記事を読んだら、感動していただろう。

星 新一のショートショートの世界でしか無かったもの。

きまぐれロボット (角川つばさ文庫)

きまぐれロボット (角川つばさ文庫)

  • 作者:星 新一
  • 発売日: 2014/03/15
  • メディア: 新書
 

 

コロナ以前から生産性を追求してきた企業が、結果として最強のコロナ対策を完成させている。

これはコロナにおけるさまざまな革新が、生産性を高めるということの証明だろう。

 

コンビニ、スーパーへも自動支払い機の流れはどんどん拡大していて、Amazon Go的な一切の会話が無い世界がどんどん増えていくのだろう。

 

個人的にはこっちの方が圧倒的に楽で助かるので、どんどん機械化が広まると良いなぁ。

 

そんな感じ。