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亡くなった老猫に与えたもの・もっと早く試したら良かったと思うもの

先日、約2年間寄り添った猫が息を引き取りました。

別のところでバタバタしていて大変なタイミングに重なってなかなか辛い気持ちでしたが、10日ほど経ってようやく気持ちも落ち着いてきました。

 

うちの猫はいわゆるリンパ腫的なもので、先は長くないことは分かっていたのですが、与える餌を工夫しながらなんとかその日まで生きながらえたという感じです。

もともとウェットフードは全く食べない子だったのですが、まったく食べないくらいなら何でも良いから食べた方が良いだろうということで、2ヶ月前くらいからはいろいろ試すようになりました。

 

そんな中で試してみたフードと、もう少し早い段階で試せたらなぁと思う商品も含めて、いくつか紹介してみます。

本来総合栄養食のドライフードを食べさせるのが良いとは思いますが、「食べない<何でも良いから食べる」だと思います。

似たような状況の飼い主さんの、少しでも参考になれば幸いです。

 

シーバ デュオ

最後の方は中身をなんとか取り出して、外側のカリカリはその辺に捨てていました。

それでも、カリカリを食べようとすること自体に一定の効果があったのかなと思っています。ウェットに甘んじることなく食べようとしていたその背中に生命力を感じました。

普通のカリカリは食べませんでしたが、シーバだけは袋の音を聞くだけで飛びついてきました。

中身のとろみだけを食べる感じでしたが、結局亡くなる数日前まで食べていました。

 

シーバ テリーヌ

フレークタイプは周りのゼリーや湿っぽい部分だけを食べていた子が、このテリーヌタイプは全て食べていました。

乾燥すると食べないので、少量ずつ出してあげるなどの工夫は必要ですね。 

総合栄養食なので、フレークタイプも食べない猫の基本食としておすすめです。

 

ちゅーる

ド定番の猫用のおやつです。

健康な猫ならあまり食べさせすぎるのはよくないですが、他のフードを食べない状況でもこれだけは明らかに食いつきが違いました。

老猫は水分が不足したりするとのことだったので、水と混ぜて与えていました。

どういう仕組みか分かりませんが、猫が本当に好きな味のようです。

 

袋には1日4袋までと書いていますが、基本週3-4くらいと考えておけば良いかと思います。本当に弱ってきたら食べるだけ食べさせて良いかと。

他のフードを食べない時の手段として、本当に助けられました。

他のドライフードやウェットフードと混ぜてあげるのもおすすめです。

 

キャットミルク

もう液体しか喉を通らないかなと思ったら、キャットミルクを試してみると良いと思います。

うちは試す前に亡くなっちゃったんですが、Amazonレビューを見る限りすこぶる評判が良いです。

これをもう少し早く試せていたら、もう少し長生きできたかも?と思ってしまいます。

他にもスープタイプの餌などありますが、どうしても食べないのであれば液体であろうがどんどんあげるべきです。

ここは本当に、迷わないでください。スピードが求められることがほとんどなので、とにかく試す気持ちでまず買って与えてみることが重要です。

 

トライ&エラーを怠らない

他にも弱ってきてからいろいろ試しました。

餌の高さを変えてみたり、休める場所を増やしてみたり、水の置き場を増やしてみたり、部屋の温度を調整してみたり、、、

これは飼い主の自己満足でもありますが、「やれることはやった」という感覚は大切です。ネット上にはいろいろな情報が溢れていますが、結局は一匹一匹別の生き物なので、思い付いたことは調べてどんどん試しましょう。

 

ここでもGTDを続けてきて「行動ベース」の生き方が身に付いていたことが功を奏したと思っています。

 

 

迷っている暇があれば、行動に移しましょう。今できることに集中して、ただただ行動しましょう。

 

ありがとう2020。さようなら2020。