Drupal 開発ディレクター兼エンジニアが仕事、育児、本など雑多に書くブログ

読んだ本 - 2021年2月

先月に続いて。 

gengo-k.hatenablog.com

 

子どもが産まれて絵本や児童書の引き出しを増やしておきたいと思って、いろいろ目を通しています。絵本って面白い!

絵が主体の絵本は、図書館でのジャケ借りが結構当たります。

 

 

よりよく働くためのワークマネジメント

Asana Japan代表 田村さんの著書。後半はもちろん自社サービスの紹介なんですが、ワークマネジメントという考え方は昨今取りざたされている「管理しない」みたいな方向性とも合致しています。

Asanaはこれまでのプロジェクト管理ツールと違って、チームやプロジェクト単位でなく、「組織内全ての仕事を明確化する」ための唯一のサービスだと思うので、日本でも広まってほしい。

 

わすれられない おくりもの

ジャケ借り。「死」というものを理解し受け入れるうえで良い教材だと思う。

ちょうど愛猫の死と向き合っていたところで、死を受け入れるために背中をそっと押してくれた。

他にも関連シリーズがあるみたい。

 

ヘンテコノミクス

行動経済学をおもしろマンガで書いた一冊。

全編読み応えがあるが、中でも「代表性ヒューリスティック」は秀逸。

 

おいらはトムベエ

自分が不在の間、猫が何をしているかと想像を膨らませてくれるファンタジー

猫の描写が忠実で、変に可愛く描いていないところが良い。

おいらはトムベエ (世界傑作絵本シリーズ)

おいらはトムベエ (世界傑作絵本シリーズ)

  • 作者:中沢 けい
  • 発売日: 2003/10/25
  • メディア: 単行本
 

 

お月さまをのみこんだドラゴン

フィリピン セブ島に伝わる民話とのこと。

絵は特徴的で面白いけど、ストーリー的なしっくりこなさはあった。異文化的で、日本の昔話とは一味違う大胆な発想で良い。

  

新しいパパの教科書

育児だけでなく家庭におけるパパの役割や育休、仕事との両立など、まさにタイトル通り教科書として網羅された内容。

育休の制度や現状については男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる (PHP新書)が分かりやすいですが、「子が生まれる」と分かったらまず手に取ってほしいのが本書です。

新しいパパの教科書

新しいパパの教科書

 

 

ひろい ひろい ひろい せかいに 

ジャケ借り。絵が鮮やかで美しい。

自分は一人で、特別だということを教えてくれる。

ひろい ひろい ひろい せかいに

ひろい ひろい ひろい せかいに

 

 

新版「願いごと手帖」のつくり方

新版を再読。特に目新しい内容は無いですが、復習するならこっちを。

「願いごと手帖」はGTDとも相性が良く、「具体的なアクションまで落とし込めない/落とし込むほどでもない願望を書き出して脳のリソースを空けるための術」だと思っています。

ガチガチに目標設定したりゴールを定めて上手くいかないような人は、もう少しボトムアップ的に幸せを拾ってった方が良い。そのための方法が書かれた書です。

新版「願いごと手帖」のつくり方 ー 書くだけで運と幸せが集まる

新版「願いごと手帖」のつくり方 ー 書くだけで運と幸せが集まる

  • 作者:ももせいづみ
  • 発売日: 2017/10/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ぼくのなまえはへいたろう

名前をテーマにした絵本で、自分の名前があまり好きではない子におすすめ。

絵本は本当にいろんなテーマがあって良いね。

ぼくのなまえはへいたろう (ランドセルブックス)

ぼくのなまえはへいたろう (ランドセルブックス)

  • 作者:灰島 かり
  • 発売日: 2018/06/13
  • メディア: 単行本
 

 

ふーってして

0歳児向けのカラフル絵本的なやつ。

丸い色をふーっとして、さまざまな変化を楽しめる。いろんな色を体験できるよ。

ふーってして

ふーってして

 

 

チェロの木

これは素敵な絵本だった。チェロを作る人たちと、それを弾く人たちの物語。

一つの物に宿る想いや、物を大切にすることを教えてくれる。

ストーリーはしっかりしているので、4-6歳くらい向けだと思います。

チェロの木

チェロの木

 

 

0〜6才 子どもがすぐにストン!と眠れる本 

夜寝たら良いなぁと思って(笑)

ネットと違って面で情報を捉えられるので、こういった本も一冊読んでおけばあれこれ悩んで奔走することが減ります。

結局1日のリズムを体に覚えさせていくしかないんですが、そのためのコツやできることはたくさん書いてます。

 

リトル・レトロ・トラム

天沼 春樹さんの絵本が良いなぁと思って借りてみた。四季に渡って展開される美しいファンタジー

最後が少し理解できなかったけど、それくらい解釈に幅を持たせた不思議な物語であると言える。

トラムの情緒感や不思議な世界観が、心を惹きつけます。

文字量はかなり多いので、軽めの小説だと思っておいた方が良いかもです。

リトル・レトロ・トラム

リトル・レトロ・トラム

  • 作者:天沼 春樹
  • 発売日: 2007/12/01
  • メディア: 大型本