「とりあえずPocket」で生産性の低いググり地獄から抜け出す
最近Pocketを活用してます。下記にも書きましたが、昔より機能が充実してきていてかなり良い感じです。
使い方はいろいろありますが、だらだらWeb回遊するのをやめるために、「とりあえずPocketに送って後でまとめて読む」という使い方が割と良いです。
仕事中に見たことのない横文字をとりあえずググってみたりするんですが、そこから多くのページを開いて「結局よく分からないなぁ」みたいなこと、ありませんか?
こういったどうでもよい調べ物に多くの時間を使ってしまい、めちゃくちゃ生産性を下げてしまう時があるんですよね。
そんな時におすすめなのが、
とりあえずググってその検索ページをすぐPocketに送ってしまう
という方法。これだと思いついて10秒くらいで、とりあえず忘れてしまえる。
大切なのは、こういったすぐ必要の無い情報を取りに行く行動って、その時点では全然重要でも緊急でもないということ。
そんなものにいつも支配されて作業を止める⇔作業に戻るという行動を繰り返してしまうと、この往復回数分無駄な時間とエネルギーを浪費してしまう。そうするといつまで経ってもまとまった時間で集中して仕事が進められず、生産性が落ちていってしまう。
じゃあ何もしなければ良いかというと、そういうことでもない。
何か思いついた時に取る「決まった手順」というのが無いと、ずっとぼんやり頭の中に残って仕事に集中できない。もやっとしたものは頭の中から出して、頭は思考に集中できるようにしておいた方が良い。これはGTDの基本でもあります。
だから「どこに書きつけておくか」というはじめの手順だけは決めておいて、書きつけたものをどうするかは意識的に先送りにしなければならない。
もう少しいうと、GTD的には
- 決まったメモ帳なりにとりあえず書き付ける
- 後から一つずつチェックして行動を取るべきか見定める
というのが正しいフローですが、これだと見定めた後にタスク管理ツールに入力したり、また別の手間が発生する。
それをシンプル化するのにPocketのような「後で読むサービス」がおすすめで、
- とりあえず思いついたらググってPocketに投げておく
- 1日15分とかPocket内のページを上から処理する時間を確保する
という風に仕組み化をしてしまうと、タスクとして管理するコストがぐっと下がって良いです。
ちなみにこれは、
- タスクはシンプルな繰り返しタスクとしてセットしておく
- その繰り返しタスクの参照資料をPocketに蓄積していく
といった考え方になっている。
ここから導き出されるタスク「管理」にかけるコストを減らすコツは、下記のような感じです。
- 別にやってもやらなくても良いタスクは、できる限りGTDシステムから追い出す
- やった方が良いレベルのタスクは繰り返しタスクに細分化して少しずつ進める
- 細分化したデイリータスクの「参照資料」として外部ツールを活用する
ちょっと乱文ですが、いろんな「後で読まないと」をTo Doリストに投げ込んじゃって、ごちゃごちゃっとしている方は是非お試しあれ。
↓GTDについては原著をどうぞ。
では。