TodyでGTDシステムから「マイナスをゼロにする」タスクを切り出し、生活をメンテナンスする
最近Todyという掃除管理アプリを購入しました。
860円とそこそこの値段がするので迷いましたが、やりたいことにがっちり合致していると感じ思い切って購入。
結果、家事掃除がうまく回りだしました。
全てを一つのタスク管理ツールに詰め込むと、「コンテキストの差」を管理するコストが発生する
まさにままなんですが、GTDの原則は一つの場所にタスクを集約することです。
でも一つの場所にタスクを集約してしまうと、「その中でのコンテキストの差」を管理する必要が出てくる。
例えば、そのタスク管理ツールに登録しているタスクが全て家で行うものだけなら、「家」というコンテキストは管理しなくて良くなる。
これが在宅勤務の良いところでもあって、移動を減らして発生するコンテキストのパターンを減らすと、同時に管理するコンテキストのパターンも減らせる。
基本OmniFocusでタスクを一箇所に集約し処理しているわけですが、どこかで管理するタスクに制限をかけないと、さして重要でないタスクと重要なタスクが混在してしまう。
すると今度は「重要度」という軸で管理する必要性が生まれてくる。
こういうことの繰り返しで、管理するタスクの幅を広げすぎると、その中でビューを綺麗に保つために、管理項目が増えていくという問題がある。
細かくて分量が多い家事掃除タスクは、管理コストに無駄が多い
タスクの中で特に粒度が細かくて分量が多いのが、家事である。その中でも掃除に関するタスクというのは非常に多い。
例えば風呂場を掃除するだけでも、「風呂場を掃除する」だとさすがに粒度が粗すぎる。
例えば「床を磨き掃除する」とか、「換気扇フィルターを交換する」とか、「鏡を拭き掃除する」とか、場所や頻度によって分けておかないと、適切な頻度で無駄なく処理できない。
家事もそうで、ある程度まとめて処理するのも一つの方法論だが、分ければ分けるほど取り掛かりやすくなるという大きなメリットがある。
例えば猫周りのタスクだけ見ても、「寝室の水を替える」「リビングの水を替える」「餌を補充する」「ブラッシングをする」など、ざっと5個〜10個くらいのタスク量になる。
これら一つ一つに「リビング」とか「寝室」といったコンテキストを割り当てて、複雑な繰り返し設定をするような管理コストを削減したいというのが課題としてあった。
「マイナスをゼロに戻し続ける」タスクと、「ゼロにプラスする」タスクを切り分ける
先日話題になったこのツイートでも言われてますが、家事というのは「マイナスをゼロにしつづける」といった特徴を持つタスクです。
夫婦の家事分担が上手くいくようになった一言 pic.twitter.com/kG70TIlFsH
— コジママユコ (@cotori9) 2020年8月16日
タスク管理に並ぶ他のタスクを見てみると、「ゴールがあってそのための一歩のタスク」とか、「自分を磨くためのタスク」とか、ゼロをプラスにしていくものがたくさん並んでいます。
こういったタスクと家事を同列で並べてしまうと、「マイナスをゼロにすることにかける時間」と「ゼロにプラスする時間」を分けることができないため、ずっとマイナスをゼロにしているだけで終わる一日というのが出てきます。
これが精神上良くない。
それよりは、「マイナスをゼロにする時間」は一日の中で時間を絞って効率的に片付けて、余った時間は「ゼロにプラスする時間」にどんどん投下していく方が良い。
そう考えると、家事や掃除は別の管理ツールに切り出して、メインのタスク管理ツールやカレンダー側には「30分家事をする」と入れて繰り返し設定しておくだけという座組みも結構しっくりきます。
これは以前紹介した「あとで読む」というタスクをPocketに切り出すテクニックと同じです。
Todyはまさに「マイナスをゼロにする」を具現化したアプリ
ここでやっとTodyに戻ります。
Todyはまさにこの「マイナスをゼロにする」を具現化したアプリで、登録した家事の周期が迫るとじわじわとステータスバーが赤に近づきます。
これを完了すると緑に変わり、「今そのタスクは手出しする必要は無い。安心しろ。」ということを視覚的に教えてくれる訳です。
これこそがまさに家事管理ツールに求めていたUIで、「一定の周期でしておくと精神衛生上良いもの」をここに集約していくだけで、やるべき時にしっかりやって、そうでない時には完全に忘れることができるようになってきます。
同時に、メインのタスク管理ツールはやたらとすっきりするので、自分を前に進めるタスクに集中しやすくなります。これは凄い。
ここ数年タスク管理はOmniFocusで安定してきていたところでしたが、これはまたタスク管理を一歩先に進める良いアプリと出会えました。
ただ目の前の雑務を片付けて気持ちよくなるタスク管理から、未来の理想の自分を実現すためのタスク管理へ。
「メンテナンス」に相当するものはある程度集約できる
家事掃除以外にも、「爪を磨く」とか「耳かきをする」とか、自分のメンテナンスみたいなタスクも一緒に入れて使ってます。
これをどこで切り分けるかは、少しセンスがいります。
「今日やらなくても、大きな問題にはならないもの」であれば、ある程度何でもTodyに集約してしまうのもありだと思います。
例えば歯磨きやお風呂に入るなどは、今日やらないと気持ち悪いですよね?そういったものをここで管理しようとすると少しおかしなことになりますが、そうでなければGTDシステムから切り出してこちらに集約していくのもありです。
例えば私の場合は、「上半身を鍛える」「下半身を鍛える」といった筋トレ系タスクを入れて、2日周期で交互に実行できるようにしています。
これも自分の体の「メンテナンス」と捉えると分かりやすいかもしれません。
家事も掃除も、この「メンテナンス」なわけなので。
↓一部ですが、Todyに登録しているタスク達。
こんな感じで上から片付けていけば、生活のメンテナンスができるようになっています。
いやー、超おすすめです。
では。
ブログを1ヶ月間毎日書き続けて 〜 ストレス発散+小さな積み上げ可視化+アンテナ力向上
8/4にnoteからはてなブログに戻ってきて、一ヶ月間ブログを毎日書き続けました。
理由は特に無いんですが、しいていうなら在宅勤務下でなんとなく退屈していたので(笑)
毎日集中して書いて、その記事を翌日ざっと推敲して出す→次の日の記事を書くを繰り返してます。
たかが一ヶ月といえど、それなりに良い面を感じているので、今回はブログを毎日書くことの利点について考えてみます。
文章を書くことに苦が無くなり、「話さない」環境下でのストレス発散になる
まずここ1-2週間で感じている変化は、そこまで苦を感じずに文章を書けるようになってきたこと。
というか、在宅勤務下でもやっとした言葉にしづらいストレスが溜まる中での、良い息抜きになっています。
たぶんこれは書くことが話すことの代替的な役割を担っているんだと思います。
会社に行っていれば、どれだけコミュ障でも少しくらいは人と会話する瞬間がある。
その中で自分が他者と繋がっていることを認識するのが、実は結構大事だったんだと気付く。
この問題を解消するためにPodcastやVoicyなど結構聞いていますが、それでもやはり物足りなかった部分を毎日ブログが補ってくれている感じがあります。
小さな積み上げが大きな何かに繋がっている感覚を持てる
このブログを書くにあたり、「できる限り細かい粒度で書く」ということを意識しています。これは過去ブログを書いていた経験からくるもので、大きいテーマを相手にすると続かないことが分かっていたからです。
もちろんボリュームあるまとまったノウハウを詰め込んだ記事には価値があります。
でもそういったアウトプットを出している人は、少なからずその手前で小さな理論や考え書いたり話したりすることによって、自分の中に体型を築き上げているんじゃないかと思っています。
そこから考えると、まずは小さい単位で書いて自分の思考を深める習慣があった方が良い。その小さな積み上げがやがて結びついて、大きなアウトプットに繋がるんじゃないかなと思っています。
そのための材料作りというか、言葉にしなければゼロのものをとりあえず言葉にする場所がここという位置付け。
毎日の小さな積み上げでも、自分の言葉で書き残すことで、一旦はその時点で書けることは書いたという実感が持てます。
そうすることで次に進める。次また何か行動をしてそれを書けば、また次に進める。
そんな実感を持って毎日を過ごせることは、精神衛生上も良い効果を持っているんじゃないかと思います。
特別でない日常にアンテナを張れる
というかこの環境下で毎日何かしら書こうと思うと、嫌でもテーマは日常中心になってきます。誰とも会っていない訳なので、読んだ本、作った料理、今日の仕事の中で感じたこと、そういったものからネタを見つけていくしかない。
在宅勤務3ヶ月目くらいの時、軽度の鬱に近いものを感じた時がありました。
今思うと、毎日が同じように見えることが原因にあったと感じています。
このような働き方が続くのであれば、毎日に何かしら意味づけをして、「また明日」と気持ちを切り替えて進んでいける能力も必要になるな、と身を持って感じました。
毎日ブログを書くことで、何でもない日常の中から何かを見出す能力というか、そのアンテナが立つようになってきます。そうすることで、多少苦しんだり病んだりはしながらも、少しずつ前に進んでいける。そんな感じがしています。
おわりに
とりあえずデメリットは感じていないので、次は年内毎日更新を目指してやっていきたいと思います。
実はもうネタ切れしてきた感がありますが、そこから絞り出して書いていった先に新たな視点を見出だせるのかなと。
毎日の地味な工夫でも、積み上げとして書いておかないと、もったいない。
毎日少しずつ成長していくので、気長に見守ってやってください。
では。
2020年8月に読んだ本(アジャイルサムライ / 情報は一冊のノートにまとめなさい / ベーシックインカム etc.)
2020年7月に読んだ本|げんごろう|note に続いて。
今月からまたはてなブログに書いていきます。
- アジャイルサムライ
- 村上春樹 雑文集
- 女のいない男たち
- 大丈夫!何とかなります 肝機能は改善できる
- 父親ができる最高の子育て
- 情報は一冊のノートにまとめなさい [完全版]
- 多眼思考
- 事例に学ぶスマホアプリマーケティングの鉄則87
- ベーシックインカム
- おわりに
アジャイルサムライ
これは間違いなく今年読んで良かった上位に入る本。
アジャイル原則に対して、「んで、どうしたらいいの?」という方針を丁寧にまとめてくれている。
アジャイルとは思想であり哲学なので、これを読めば少なくともその思想を体現するスタート地点には立てると思う。その上でもちろん具体的な方法論とかツールとか、そういったものも適用していく必要はあるけどね。
今後開発以外の仕事もスピード感が増して「アジャイル的」、つまりよりスピードを持って開示して、短い経路で成果物を作り上げるといった働き方になってくるので、あらゆる人に読んでみて欲しい良書。
村上春樹 雑文集
村上春樹が他著書に提供した短い文章や、受賞時のあいさつ、雑誌に寄稿した文章などを寄せ集めた一冊。
彼の文体が好きな方なら、読んでおいて損は無いと思う。
村上さんが書く「書くことについて」とか、「小説家とはなにか」という文章は、彼の特徴を非常に上手く表現していて、読み応えがある。
有名な「牡蠣フライ理論」についても収録されています。
面白いけど、無理に全部読まずに「面白い」と思えるところだけ読むといいんじゃないかな。
女のいない男たち
続けて、なんですが村上春樹の短編集。
やっぱり長編より短編が好きで、その中でも男女をテーマにしたものは当たり率が高い気がする。
この本は「女のいない男」というか、「何らかの理由で女を失った男」といったテーマで書かれた短編集である。
村上さんの短編集はいくつか読んでいるが、捨て曲の無いアルバムに近いものを感じる。好みこそあれど、物語として全然成立していなかったり、文体がそもそも酷くて読めないような作品はまず無い。
どれも面白かったので甲乙つけがたいが、最後の「女のいない男たち」はあとがき的な形で書かれており、そういった試みや実験的な要素も含めて楽しめる短編集だった。
大丈夫!何とかなります 肝機能は改善できる
先日こんな記事を書いたので早速読みました。
食事の部分は割と情報量多めで、何を食べればよいか具体的に書いています。
取るべきたんぱく質の順序なんかはあまり意識したことが無かったので、取り入れてみようかな。
ウォーキングとか半身浴とか、運動や生活習慣についても書いてます。
まぁ結局「バランスの良い食事をして適度な運動をする」ということに尽きるんですが、ある程度情報としてまとめて取り入れてしまった方が意識がしやすくなるので、そういった方は是非。
父親ができる最高の子育て
父親の役割は「妻を笑顔にすること」。この指針を得られただけで読んだ価値がありました。
科学的な本というよりは、経験から得られる示唆に富んだ本。
一緒に遊んだり勉強したり、自分の方ができそうなことがいくつも見つかって良かった。
最近は教育系のインプットを強化しています。
情報は一冊のノートにまとめなさい [完全版]
結構前に読んだ本ですが、改めてアナログについて見直そうと思い。
完全版にて内容が刷新され、より強固なメソッドとして確立されています。
単純に何年何十年と実践してなおこの手法をおすすめしている、そのこと自体が確立された方法論としての一つの証明になっています。
GTDや超整理法にも通ずる考え方で、このノート術も「あらゆる情報を一元化する」というのが大きな特徴です。
やったことが無い方が聞くと「そんなので上手くいくの?」と思いますが、継続するにあたってルールがシンプルであることは非常に重要です。
この本についてはまたどこかでまとめたいと思いますが、もやっとした仕事の悩みがある方や「創造力」に自信が無い方には特におすすめです。
まずは余っているノートを一冊引っ張り出してきて、何でもかんでも書いて貼っていきましょう!
多眼思考
ちきりんのツイート集。逆説的な言葉の使い方が上手いよね。
「おっ」と思わせることで、ちきりんを読めば何だか自分も面白い人間になれる気がしてくるというか。
もう6年も前の本ですが、それでも一つ一つ良質なツイートが多いので、「どんな言葉が人の心を捉えるのか」という参考としては非常にためになります。
事例に学ぶスマホアプリマーケティングの鉄則87
そんなに目新しい情報は無いですが、アプリ周りの細かい知識まで綺麗にまとまった良書。実践に基づいた内容が多いため、概要だけでなく運用レベルでアプリを理解したい人にはおすすめ。
デザインなんかはデザイナーに聞けば良いんだけど、ASOの細かい部分とか実は知らない人の方が多かったりするので、 自分なりに整理しておくと役に立つ。
企画からプロモーション、分析、マネタイズまで 事例に学ぶスマホアプリマーケティングの鉄則87 (WEB PROFESSIONAL)
- 作者:エキサイト株式会社 池村修
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: 大型本
ベーシックインカム
名前からビジネス書かと思ったら、まさかのSFミステリ短編集でした。
はじめは平凡な小説かと思いましたが、ストーリーに隠れているギミックというか、ネタバラシの段階に入ると急に面白くなります。伏線の回収が凄い!
著者はまだそんなに多数作品を出しているわけではないようですが、なかなか凄い人が出てきたという印象です。技術の先にある未来について考えられる、良質SFミステリ。
おわりに
9月は Webマーケ系の本や技術系の本も少し読んでいます。
ネットオフのタダ本も登録したので、「一冊ノート術」を駆使して上手くインプットとアウトプットを往復してあれこれ読んでいきたいですね。
今年残りはもう少しマーケティングやCX的な話を考えるうえで上流よりのインプットをしていけたらなぁと思っています。
あと過去読んだ本を再読してノートにアウトプットするというのも、やっていきたいかな。
読書の秋なので、物語も。
では。
話題の「タダ本」は年額9,400円〜。実質金額を計算してみた
ネットオフの「タダ本」が一般申込みを開始し、話題になってます。
実はミニマムローンチ時は15冊250円だったり、年じゃなく月契約だったので改悪といえば改悪です。
タダじゃないけどタダ同然 月額250円で古本が15冊もらえる「タダ本」サービス始動 - ねとらぼ
まぁこのあたりも試してみてはじめて分かったんだろうし、新しい価格設定でも全然安い新時代の破格サービスです。
今回はこちらのサービスの契約検討を兼ねて、実際にかかる金額と一冊あたりの単価を計算してみました。
送料は月300円〜必要
まずここの仕様が若干ややこしいんですが、「年額5,800円」に送料は含まれません。
ネットオフには「ちょうど3・6・9点で送料無料〜」という料金体系があるため、これを活用して送料を安く抑えることになります。
こちらのページに記載されていますが、3/6/9点で買っても送料が無料になるわけではありません。
※1,000円以上のお買い上げで送料無料
499円以下の場合 送料150円
500円~999円の場合 送料100円
つまり、
- 3/6/9点買い
- 1,000円以上購入
この2つの条件を同時に満たした場合にのみ、送料が無料になるということみたいです。ちょっとややこしいですね。
タダ本プランで買う商品は0円として計算されるため、9点買おうが合計金額は0円です。
月15冊まで買えるわけなので、うまく9点と6点に分割しても、結局150円×2=300円の送料は必ず必要ということになります。
実質年額は9,400円〜 / 1冊52円〜
ITメディアの方には「税別」と記載されていますが、公式ページの下の方に記載してある通り、税込として計算します。
本WEBサイトの販売価格は、すべて税込表示となっております。
まず5,800円が年額としてかかる。
ここに月300円×12ヶ月分=3600円を足すと9,400円。
これを12で割ると、月783.333...円ということになります。
これを15冊で割ると、一冊52円という価格となります。
プレローンチ時は月500円=50冊→一冊10円とか謳ってたので、それに比べると「あれ?」という金額ですね。
Kindle Unlimitedは年額10,780円〜
そんなに差が出ないなと思って計算してみると、Kindle Unlimitedは実質このくらいの金額からとなります。
980円×12ヶ月=117,60円で、初回30日無料のため11ヶ月分で計算すると10,780円。
好みによりますが、年間6,000円くらいの差であれば、Kindle Unlimitedの方が合っている方が多いかもしれません。
↓これはこれでいろいろすぐに読めて楽しいです。
それでも私は試してみたい。オンラインでディグる時代。
上でKindle Unlimitedをおすすめしちゃいましたが、それでも私はタダ本を試してみます。大きな理由は紙の漫画が欲しいから。
最近また漫画を結構読み出してTSUTAYAで借りたりしていますが、貸し借りの往復も大変だし古いものやマニアックなものになかなか手が出せない。
このネットオフなら、割とマイナーな漫画にも手が出せるんじゃないかと思ってます。
例えば「ラーメン」とかで調べると、「猫ラーメン」とかいう変な名前の漫画が出てきたりするんですよ。
猫ラーメン 1 : 中古 | そにしけんじ | 古本の通販ならネットオフ
こういうの、普段お金を出してなかなか手が出せない。でも毎月15冊無料なら、5冊くらいは遊び心を持ったチョイスができそう。
そんな感じで、昔ブックオフの100円コーナーでディグっていた頃の感覚をオンラインで楽しめそうな気がしてます。
実際に借りてみた
登録を済ませて、早速9冊/6冊に分けて注文しました。結果は上記の通り150円の送料×2点の300円。
下記のような内容を適当に組み合わせて15冊購入しました。
- るろ剣
- レールガン
- キノの旅
- ラーメン大好き小泉さん
- 幽遊白書
- 村上春樹
ラノベもなかなか手が出しにくかったところですが、15冊あれば上手く組み込んで少しずつ読んでいけそうですね!冴えカノなんかもあるので、次月からじわじわ手を伸ばしていく予定。
概ね3日くらいで発送されるようです。これから毎月15冊分入荷できると思うと、胸アツ。
↓本の置き場所が怪しくなってくるので、 そろそろ本気で「自作本棚」を考えねばならない。
タダ本で素敵な読書ライフを。では。
肩書きがしっくりこないので、「Digital PM」と名乗ってみる
プロジェクトマネージャーのげんごろです。
「デジタルマーケティングのプロジェクトマネジメントをする人」という肩書き
一応「Webディレクター」とか「プロジェクトマネージャー」というのが肩書きっぽいですが、どうもしっくりこないなーと思っています。
特に「プロジェクトマネージャー」は、単体だと「何のプロジェクトをマネジメントするのか」が無いため、役割として成立していない。
例えばCEOだと、「ある企業の経営責任の最高経営者である」ということが分かるじゃないですか?
プロジェクトマネージャーにはこの「何の」という部分が抜けているため、どうしてもふわっとしていて幅広い職域になってしまうんですね。
なので、Twitterプロフィールには「デジタルマーケティングのプロジェクトマネジメントをする人」と書いています。なんか長いし、野暮ったい。
であれば短く「Digital PM」と称してしまうのはどうだろう、というのが最近の考えです。
「Digital PM」が持つ2つのデジタル
一応この”Digital”は2つの側面を持っています。
- デジタルなプロジェクトのマネジメントをすること
- デジタルを駆使してプロジェクトのマネジメントをすること
こうして見ると割としっくりきていて、例えば今やっている「デジタルマーケティングのプロジェクトマネジメントをする」というのは1に入る。
でも個人的にデジタルマーケティングだけでずっとやっていくのも面白く無い気がしているので、「デジタル」は軸に据えつつもっと違うことにも手を伸ばしていきたいという意図が込められている。
これがIoTなのかYouTubeなのかはたまたVRみたいなものなのかは分かりませんが、デジタルとかITが自分の軸にあるのは間違いありません。
逆に「マーケティング」の方にはそこまで芯が無いというのが正直なところで、マスマーケティングなんかは知識としては保有しているものの特段興味があるかといったら無い。
2は自分の得意領域で、分かりやすく言い換えると「デジタルでPMをハックする」という意図を込めています。
PMBOKとか勉強してると感じますが、プロジェクトマネジメントというのはどうも実態が掴みづらく理論的な話が多い。
その理論を実現するにはコンピュータやインターネットの発展が必要で、ようやく技術が理論に追いついてきたのが今だと思うんですね。
であれば「デジタルを駆使してPM理論を実践に落とし込む」という部分を、自身の得意領域としてやれば良いんじゃないかなと思っています。
Asanaをはじめ単なるツール野郎ではなく、これまでの先人が貯めてきた知恵と新しいものをどう組み合わせるか。これを考え実践していく人というイメージです。
「デジタル」を基軸に、自分の可能性を広げ、得意を武器にする
なんかかっこいい見出しですが、要はそういうことです。
「デジタルマーケティング」と言い切っちゃうと、自分の幅がそこで止まってしまう。それだと面白くないので、マネジメントする対象は「デジタル」を基軸に広く設定しておく。
そこに自分の得意な「デジタルを駆使したプロジェクトマネジメント」を乗っければ、大きくデジタル×PMという掛け算が成立する。実際にはもっと細かい掛け算の集積なんだけど、大枠の肩書きとしてはこのくらいおおざっぱで良い。
割と思い付きですが、自分の進む方向性を指し示すうえでは、割と悪くない肩書きかなと思ってます。
この名がよりしっくりくるくらいデジタルもPMも極めていけば、たぶん面白い未来が待ってるんじゃないかなーと。
では。
毎日仕事用のパソコンを片付けてオンオフを切り分ける
2月末から在宅勤務をはじめ、ちょうど半年が経ちました。
これで2020年の半分以上はほとんど家で過ごしたことになります。なかなか凄い変化ですね。
家で仕事をするうえで難しくなってくるのが、メリハリの付け方。
特にデスク周りがごちゃごちゃっとしてきたので、↓これを買いました。
単にモニターを乗せる台でも良かったんですが、同時に細々としたものを収納できて良い感じです。
下にノートPC、トラックボール、社用携帯が全部収まるので、仕事が終わったら電源ケーブルを抜いて下に押し込んでおくだけ。
それだけで、その後の自分時間用のスペースを確保できます。
他にも左右のスペースに物を収納できるため、ペンやメモパッドからはさみ、のり、セロテープ、しおりといった知的生産に必要な細々したものをひとまとめにできて重宝しています。
モニター台の選択肢というと他にはUSBケーブルが付いてるとか二段になっているとかいろいろあるんですが、大きなモニターを置ける+大容量収納だとこれは結構おすすめです。
ちなみに仕事中は左にMacbook、中央にWindows(社用)、右にノートというのが基本ポジションです。
家でいろんなもの広げながら仕事するには場所を取らないトラックボールも必須ですね。
↓使ってるのはこれ。
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- メディア: Personal Computers
↓今めっちゃ欲しいのはこれ。1万以上のマウスは、さすがに経費で落ちないかなぁ(笑)
引き続き、素敵な在宅ライフを。
では。
「困ったら書く」を習慣化できると立ち止まりがなくなる
別の記事でも何度か紹介していますが、『情報は1冊のノートにまとめなさい』を久々に読んで実践しています。
ここ1-2年はメモ環境も安定してきて、Scrapboxというデジタルツールに一元化して記載していました。
しかしよくよく振り返ってみると、書いたことが自分のためになったかというとそうでもない。正確にデータを取ったわけではないですが、「書いた後に一度も参照されていないページ」が8割とかほとんどを占めるのではと思っています。
ノート一冊に情報をまとめると、まずこれが解消されます。
少なくとも書く時に「最近書いたこと」が視界に入ることになります。
「管理」の観点からいうと、階層的に情報を持たせたり、タグ情報を与えて分類した方が良い。
でも「整理」の観点でいうと、そこを複雑にしすぎると続かない。
そういった実情を踏まえて(そして試行錯誤の末それを理解して)、ノート一冊という方法は結構最適解なんじゃないかなぁという考えに至っています。
アナログの大きな利点として、「書くまでのタイムラグが無い」という点があります。
これが考える仕事をするうえで大いに役立っていて、「とりあえず悩んだら書く」という動きだけ頭に入れておけば良い。
そうすることで、「悩んだらノートに書く」というNext Actionが常に存在することになるり、「悩んで何もできなくなる」という状況から解放されます。
まだまだ未知数ですが、実はこの効果が結構大きいのではと思っています。
考え方というのは人によって癖があって、例えば私の場合ロジカルに考えて回答を導き出すのは得意ですが、「何を考えるか」から自分で設定して考えを掘り下げていくというのはそんなに得意じゃない。
そうした時にこれまではマインドマップを書いてみたり、関連するキーワードでググってみたりするのですが、それもデジタルノートにメモするだけではただの情報収集で終わってしまう。
そこで手を動かすことで、「これってこういうことかな?」みたいな自分の思考が入り込んで、それを同時にキャッチすることができる。
そうすると、今自分はどこまで理解できていて、どこで詰まっているのかが何となく見えてくる。
そして次にやることが見えてきて、また手を動かして進められるという具合です。
ノートに書きながらGTDの洗い出しを行っている感覚に近い。
本当はそんな手間を取らずに悩まずに頭の中だけで処理できれば良いんですが、大抵の人の脳はそんなに上手くはできていないでしょう。
そんな時の相談相手であり壁打ちであり、過去の自分と対話できる場所でもある一冊ノート術は、かなり凄いノウハウなのでは?と感じています。
では。