期日切れタスクを放置するとタスク管理は破綻する
仕事でAsanaを使ってチームのタスクを管理しています。チームメンバーには、「期日切れタスクを放置しない」ということを、それはそれは日々口酸っぱく言っています。
SlackやTeamsのようなチャットツールからもう一歩進んだ働き方を推進しているため、こういったツールを使いこなすのにはかなり時間がかかるなと改めて感じています。
では「なぜ期日切れタスクを放置してはいけないか?」ですが、
今読んでいる『エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方』という本に参考になることが書いてありました。
コード管理においても、「正しいかよく分からないもの」を放置しておくと、ハードルが下がり、品質の低いコードがどんどん広がってしまうとのことです。
解決策は「たった一行のコードでもコードレビューを通すこと」。つまり、例外を作らないということです。
これがAsanaでのタスク管理についても応用の効く考え方で、つまり「あらゆる行動を伴う行いは全てAsanaタスク化する」ということです。
ここにプラスして、
- あらゆるタスクの期日とアサインを明確にすること
を追加して、
- 期日切れの場合は、戦略的延期をするか、タスクを完了させるか判断すること
を徹底すれば、「誰が何をするのかよく分からないもの」は本来ゼロになるはずなんです。
難しいのはそれをチームにどう浸透させていくかなんですが、それは、うーん、じっくり考えます。
個人のタスク管理についても同じことです。
放置されたTo Doリストは、更なる放置されたTo Doを生み出し、いつかはそれらの雑草に覆われて大事なものを見通せなくなります。
となるとまずは個人でタスク管理する術を身につけましょうということになるんですが、ここの壁を壊すのはなんとも難しいですね。
そんな感じ。