Drupal 開発ディレクター兼エンジニアが仕事、育児、本など雑多に書くブログ

図書館とブックタワー、Prime Readingを軸にした乱読スタイル

自身の読書スタイルについて、簡単に書いてみようと思う。

数年前からは乱読スタイルが基本となっており、1冊の本を最初から最後まできっちり読むのは5冊に1冊程度である。

乱読派が合っているのは単純に飽き性だからというのが主な理由なため置いておいて、本日は読書生活を支える3つの柱について紹介する。

 

  1. 図書館を活用する
  2. ブックタワーに積み重ねる
  3. Prime Readingでカバーする

 

図書館を活用する

一つ目は図書館。乱読派にとって、図書館は欠かせない。昔は毎週本屋に行って新刊を2-3冊買っていたが、とにかくお金が無くなるためやめた。

図書館の大きなメリットは、興味に応じて「とりあえず一冊」のハードルが大きく下がるところ。3冊しか買えないとなると興味の幅を厳選する必要があるが、図書館においては優先度こそあれどとりあえず借り、合わなければ返せば良い。

自宅から徒歩圏内、できれば自宅〜駅の間に図書館があるのが、今や引っ越しの必須条件となってしまった。

 

ブックタワーに積み重ねる

図書館で借りてきた本は、ブックタワーに雑に積み重ねる。1年ほど前に下記を購入した。

オークス ブックタワー ハイタイプ L51DA ダーク
 

部屋の中央に置いて、読む本は全てここに集約する。たまに買ってくる本も一緒におき、気分に合わせてざっと読む。

コツとしては、本の鮮度を保つこと。出入りは多い方が良く、3回くらい手に取って読む気のしない本はタイミングと割り切って返却する。

そうすることで流れを止めることなく、次に選ぶ本の精度も少しずつ上がってくる気がしている。

ちなみに狭い部屋だと電気のリモコンや財布を置いたりと意外と汎用的に使えるので、一人暮らしで買うか迷っているような方には強くオススメする。結構スタイリッシュで、木の本棚よりかはかっこいい。

 

Prime Readingでカバーする

ここまでがブックタワーを購入した後の大まかな運用方法だが、最近はここにPrime Readingを加えている。

Prime Reading

 

Prime ReadingはAmazon Primeに付帯するサービスで、10冊まで借りてKindleで読める。

ラインナップはそこまでアツいものではないが、そこが良い。自分からの検索では辿り着かないような本に出会う機会を与えてくれる。

 

最近だとお金の話とか、

一時書店でよく見たベストセラーなんかもちょくちょくある。

 

Kindleの良いところは本当にすき間の時間でも読めるところで、2駅移動する際にちょっと開いて読んだりするのに向いた本が多い。

その他漫画の単行本が1冊目だけ無料で読めたりするので、これまた買うまでも無いものをとりあえずチェックする用途に最適だ。

 

これらを組み合わせると、

  • 図書館 5冊
  • Prime Reading 10冊

の中でぐるぐる本が循環するようになり、このくらいの量を回すと乱読の面白さが出てきやすくなる。

例えば、

  • 今まさに図書館で借りて読んでいる哲学書がPrime Reading側で読んでいるビジネス書で引用されている
  • 技術書で見たカタカナ語を教養書で見てそのルーツを知る

みたいのことがあったりする。

 

 

 

使えるものを上手く活用して本が流れるようにすると、乱読スタイルが定着して幅広いインプットを習慣化しやすくなるので、過去うまくいかなかった方は是非お試しください。

本を読むこと自体に少し苦手意識があるくらいの人こそ、乱読スタイルが合っているかもしれません。

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

  • 作者:外山 滋比古
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2016/09/29
  • メディア: 文庫