読んだ本 - 2022年4月
転職して3ヶ月。見えないストレスも減り、心身共にコンディションがとても良い。
娘がもう少しで歩きそうな頃。
- はじめてのレコード
- 知的生産術
- 橋をかける
- Webディレクションの新・標準ルール
- 言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか
- 英語独習法
- グラスホッパー
- 英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで
- 西遊記 (10歳までに読みたい世界名作)
- MASTER KEATON / 12 完全版
- はじめての やまのぼり
- 時をかける少女 〈新装版〉
はじめてのレコード
またレコードを聴きたいと思っている。今はお金やスペースの問題から持っていないが、レコードをゆっくり聴く時間は贅沢だ。
初心者向けの本だが、音が鳴る仕組みやコレクターなら知っておきたい情報など、それなりに濃い内容ではある。
知的生産術
結局めっちゃ読んでる出口さんの本。同じ人の本を何冊か読むと、思考をだいぶトレースできるようになってくる。「アウトプット」と「多様性」がキーワードで、これからの時代を生きるうえでのベースを与えてくれる。
橋をかける
美智子様が国際児童図書評議会というところでされた講演内容を書籍化したもの。
本を読むことで心が豊かになるということを、経験を持って教えてくれる。
「本を読む」という行為を意識高いものだと位置づけてしまう人は物語を軽視しがちなので、是非読んでみてほしい。
Webディレクションの新・標準ルール
まさにWebディレクターのための教科書。これまで読んだどの本よりも網羅性と分かりやすさの点で優れていた。新人はまずここから、経験値ある方は自分の強み弱みの把握に使えると思う。
デザイナーやエンジニアなど、ディレクターっぽい動きを求められるようになったがどこから手を付けていけば良いか分からない方の羅針盤にも。
言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか
ナイツ塙のお笑い論。M-1の歴史をお笑い論者と振り替えれる良書。
なぜあの時ああなったのか、なんとなく見ていたものの裏にあるものを言語化してくれている。笑いを言語化して語るという行為はこれまで敬遠されてきたため、新しく貴重である。
オール巨人師匠も本を書かれたようなので、そちらも見てみよう。
英語独習法
認知科学者が教える合理的な英語学習法の本。
単純な暗記に留まらない語彙とスキーマを獲得し、英語を自由自在に操れるようになることを目指す。聞き流しやなんとなくの多読に警鐘を鳴らし、スキーマ獲得のためのコーパスの活用法を紹介している。
なにせ忙しいものでどうやってこれを自分のライフスタイルに当てはめるかは考える必要があるが、聞く話すよりも「読む力を伸ばす」ことが何より重要という点が理解できたのは大きな収穫。
グラスホッパー
Kindle Unlimitedかな?有名なので根気強く読んだが、自分にはちょっと合わなかった。
オムニバス形式で、物語が集約されていく展開は秀逸。ただ結末が見えてくるまでが非常に長いので、辛抱と記憶力が求められる作品。
英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで
英語独習法に続いて。文法、語彙、背景知識。英語の文章を読むためには、この3要素が大事。
文法は理解したつもりで、難解なものになると見落としてたりするので意識して読む必要がある。
語彙は英語独習法と同じだ。しつこく調べて深い理解を培おう。
西遊記 (10歳までに読みたい世界名作)
西遊記を超簡略化して書いたおはなし。マジで無知なので孫悟空がここから来たことを改めて知った。
このシリーズは教養の前段階に良いかもしれない。
MASTER KEATON / 12 完全版
遂に完結。途中筋が読めなかったものもあるので、また読み直したい。
Kindle版が無いようなので是非出していただきたい。これまで読んだ漫画の中でも最高峰の部類に入る名作。
はじめての やまのぼり
美智子様の作品。文章が美智子様で、絵は別の人が書いている。見えない希望に引っ張られて、人は辛いことも乗り越えられるというメッセージ。読後考えることで味が分かるような作品だ。
時をかける少女 〈新装版〉
映画にまでなっているので長編小説かと思ったら、表題自体は一つの話で、全三篇が収録されている。
文体が非常に読みやすく、普段あまり本を読まない人にもおすすめできる。別の作品も読んでみよう。
今月は気付いたら結構な本を読んでいた。ベッドタイムが主のため、難解な本はあまり読めていない。
軽めの技術書は寝る前でも読めるので、もう少し近い将来身になる本を増やしていこうかな。
とはいえ毎日30分物語を読む習慣はとても良いのでおすすめである。
読んだ本 - 2022年3月
転職して2ヶ月が経った。夜ベッドで本が読めるようになって、最近は快適に本が読めている。読書灯のすすめは別記事に書きました。
- 独習Git
- ブレーメンのおんがくたい
- コンビニ人間
- 「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか
- 「雑草」という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか
- WEB+DB PRESS Vol.109
- うみキリン
- ぼくを探しに
- 生理で知っておくべきこと
- インターネット的
独習Git
Gitの教科書として読んだ。非常に丁寧に説明されており、訳者の細やかな注釈も見事。細かいノウハウは慣れも必要ですが、これで「何を言っているか分からない」からは抜け出せる十分な書。
Web上のドキュメントで補完していけるレベルにはなったかと思います。
非技術者がGitを学ぶ価値については下の記事で触れた。
ちなみにこのシリーズが良さそうと思いPHPの本も手に取りましたが、分厚すぎて引くのでドットインストールから触っている。
ブレーメンのおんがくたい
こういう世界的に有名な話でさえ、問われると「どんな話だったっけ?」となる。これでは教養がないと言われても仕方ないだろう。
別にそれはどうでも良いのだが、今からでも楽しめるのならば楽しもうと思い手に取る。
いくつかのバージョンがあるが、これは絵の具の色使いがとても好きだった。白を活かした配色で、赤や青、黄色の絵の具が鮮やかだ。
どろぼうを追いやるシーンは有名で、自分も子供の頃に劇か何かをやった気がする。気がするだけで、真実のほどは分からない。
タイトルで言ってるのに結局おんがくたいにはならないところも自由を象徴していて好きな物語になった。
コンビニ人間
2日、3時間ほどで読み切った。疾走感があり、現代の小説という印象。
コンビニを舞台にした小説ははじめて読んだ。日常的に目に触れるコンビニにも、さまざまな人間ドラマがあるのだと気付かされる。
この小説は、普通とは何かを問う。一見普通ではない主人公と、普通とされている周りの人々との対比の中に、普段私たちが見ている普通とはなんなのか、よく分からなくなってくる。
世間から受け入れられずなんだかモヤモヤして生きている人を勇気づける物語だ。
「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか
評判の良い本だったため借りた。JavaをベースにWebアプリケーションの歴史的な進化と、動作する基本的な仕組みを説明している。
特に前半のHTTPやCookieが発展してきた経緯の解説は秀逸。
一部技術的に理解が難しい部分は読み飛ばした。現代ではJavaやJSPに馴染みがない人が多いため、代わりになる書があればそれでも良い気はする。木を見て森を見ずになってるような気がしたら読み直したい良書。
「雑草」という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか
雑草が過酷な環境で生き残るための戦略から、ビジネスでの戦略のヒントを探るという本。
やや冗長な印象だが、それでも面白かった。
著者いわく雑草は変化の激しい環境で生き抜くべく最適化された植物で、彼らの戦略はVUCA時代を生き抜くビジネスマンのヒントになるという。
雑草のように逆境をチャンスと捉えていきたいね。
WEB+DB PRESS Vol.109
CDNに関する本を探していたらヒットしたため借りた。
2019年時点だが、CDNに関する初歩的な情報は載っている。
Webだけでキャッチアップできたら良いけど、ある程度まとまった情報として読んだ方が理解しやすいため助かる。
基本的なCDN市場や、CDNの仕組み、VCLってなんやねんみたいなところをサラッと理解できて良かった。
うみキリン
海に住むでっかいキリンの絵本。
ただただでかいというのはせこい。スケールがあって楽しめる。
一歳の娘にはまだ早いが、また将来的に読ませたい絵本のストックが増えた。
ぼくを探しに
シルヴァスタインシリーズ。
白背景に黒い線だけで描かれた、とてもシンプルな物語。
主人公のパックンみたいな何かは、自分のかけらを探して歩み続ける。
シンプルだけど人が求める欲求のありのままを描写した作品だった。
別訳や原著も読んでみたくなる。
生理で知っておくべきこと
個人的には結構衝撃の書でした。
保健体育で習ってるはずだけど、当時まじめに聞いていた男子学生は少ないでしょう。この本は生理の知識を、最新データを基に分かりやすく説明しようと試みている。
まず衝撃なのがこれまで活用されてきた生理のデータはめちゃくちゃ古く、食生活も全く違う過去のデータを基にしているということ。今はルナルナはじめデータが膨大に集まっているので、どうすればもっと楽になるかが見えてきた。本書はその結果を提示している。
この本が言っているのは終始「栄養バランスの良い食事をしよう」ということで、これは男女関係なく参照する価値がある。栄養についても何冊か読んでけば共通点が見えるので、それを生活に反映していけば今よりはずっと良くなるんじゃないかな。
アスリートみたいな生活をするのは無理なので、できる範囲でコツコツと。無調整豆乳は味も嫌いでなくたまに飲んでいる。
インターネット的
現代が予言されていると話題の書。特に前半部のキレは相当なもので、当時「よく分からないもの」だったインターネットの本質的な価値を見極めている。
インターネットの特徴はリンク、シェア、フラットで、これによりさまざまなパラダイムシフトが起こるだろうというのは今まさに起きている現実と近しい。
糸井さんの性善説的な未来に希望を持った考え方が好きだった。
インターネットを避けられない現代なので、誰しもに読んでほしい良書である。
技術書はさらっと今必要そうな章に目を通して終わりというのも多いので、意外と少なめでした。技術的な知識そのものも面白いけど、チーム論や開発論みたいなものも好きなので、読んでシェアして実践していきたい。
そんな感じ。
母に連絡するきっかけを誰か与えてくれないか
コロナもあって、母と会う機会が減っている。
娘が産まれてから数回会いにきてくれたが、医療従事者ということもあり、コロナ禍だとなかなか気軽に会えない。
妻はよく自分の母へ電話したりしている。一定の周期で自然とそういう行動を取る。
一方私は、気付けばまた3ヶ月何の連絡もしていなかったりする。
世の息子というのは、皆そうなのだろうか?気になるトピックである。
父と息子であれば、まぁそんなもんだろうと思っている。
これは好き嫌いの話ではない。用が無ければ連絡しない、男同士の関係なんてそんなものだと思う。
母に限らず、繋がりを維持したい人に対して連絡するよう促してくれる仕組みが欲しい。Facebookの誕生日などは、その際たるものだ。
いざ「たまには連絡しなよ」とか言われても、何を連絡すれば良いのかパッと出てこない。
母の日に限らず、母にできることがあればもっとたくさん与えたい。そう思ってはいるものの、社会がきっかけを与えてくれないのだ。なんていうと他人行儀すぎるだろうか。
昔と比べて、ふと電話をかけることも難しくなった。電話をするという習慣がもうすっかり抜け落ちてしまった。別に嫌ではないけど、電話するにはそれ相応の理由が必要な気がする。
電話して「特に何もないけど」というのは、青春時代でしか許されないような気がしてしまうのだ。
そんなわけで、世のマーケティングに関わる人は、もっと母親に連絡するきっかけとなるようなキャンペーンを打ってくれないか。母親がハッピーになれる社会の方が、結果 皆が幸せな社会になれる気がするから。
そんな感じ。
読書灯で毎日必ず本を読む
首からかけるタイプの読書灯が気に入っている。
1歳を過ぎた娘は、いつからかベビーベッドでひとりで寝なくなった。ひとりにすると泣きじゃくる。
仕方なく同じベッドで寝ることになったのだが、途端に夜 本を読むチャンスが失われてしまった。
何か良いものはないかと探し、Amazonで人気のこちらの製品を買った。
ネックライトと呼ばれるもので、読書灯だけではなく、夜道を歩く際などにも使えるようだ。
妻の実家が街灯も無い田舎なので、静かな夜道を歩く際にも使えるだろう。
ちなみに充電端子はUSB-Cである。これから買えるものはできる限りUSB-Cだと助かる。
はじめは妻と交互に使っていたが、気に入って結局もう一つ買い足してしまった。数千円で毎日本を読む時間を取り戻せるなら安い投資だ。
これで図書館から借りてきた本を30分ほど読んで、入眠儀式としてKindle Paperwhiteに切り替えるとものの5分で眠たくなる。
寝る前にKindle Paperwhiteを読むと眠くなる。
— Gengo Kikuchi | Webディレクター (@gengo_k) 2022年3月18日
この習性を利用して、15分くらい紙の本読む→Kindle読む→寝るの流れにしたら図書館で借りた本も読めるしぐっすり寝れるしで良い。
飽きずにたくさんの書に触れるには、たくさんのリソースを持っておいた方が良い。
夜に図書館の本を読む時間が取れることで、図書館を自分の本棚としてまた活用できるようになった。
今日は『インターネット的』を読んでいる。
GUI + Gitでできる仕事
この2月からDrupal開発に携わっている。
役職はディレクターで、これまでの経験を活かしながらも、より技術的な知見が求められる仕事だ。
Web開発のディレクターは、なかなか明確なロールモデルがない。
一般的に大規模なシステム開発のPMはエンジニア出身の人材が務めることが多く、中〜大規模なWebサイト開発を「できます!」と堂々と言えるディレクターはそもそも少ないのだ。
この仕事に必要なのは、もちろんディレクション能力である。しっかりヒアリングをして要件定義書を書き起こし、エンジニアのリソースに気を配って、ユーザー目線でテストして成果物のクオリティを担保する。
それは当たり前として、Drupal開発においては開発自体に関われる面も多分にある。
通常ディレクターは「依頼する人」でエンジニアは「作る人」であるが、DrupalのようなフレームワークとCMSの間にあるような製品だと、ノーコードで開発できる部分も多様にある。
複雑な要件が無ければ、ほとんどノーコードで完結してしまうケースもあるだろう。
そんな時に求められるのがGitができることで、これは転職前から必要と分かっていたものの、特定のプログラミング言語が分かることよりも遥かに重要である。
CSSでもJavaScriptでもPHPでも、プログラミングをちょっと理解した程度では、もともとある機能群を使いこなしてかつ拡張性に優れたコードを書けるわけもない。既にあるものを活用して常に意識して作るというのは、そんなに簡単な話じゃないのだ。
一方でGitさえできれば、開発のワークフローに参加できるようになる。
GUIで設定して構成ファイルを吐き出してマージリクエストを送るだけで、開発の一手を担うことができる。これに近い仕事は今後増えることだろう。
もちろんイチからコードを書く機会がゼロになることはないが、その分量は減るように技術は進歩していくはずだ。
そうなるとプラットフォームやフレームワークごとに省略化された形での実装方法ができ、その領域においては「設定方法を理解しているやつ」が優位になってくる。
これはチェックを主業務とするディレクターと、実はめちゃくちゃ相性が良いのだ。画面を眺める機会は誰よりもある。
ちなみにコードを書かないからと言って、システムを理解しなくて良いわけではない。
何がどう動いてどうなるのか分かっていないと、結局は問題解決できずマニュアル化された作業しかできないだろう。
それでもまず今の自分にできるところから開発に携わり、その中でWebの仕組みを改めて理解しつつ、少しずつできることを増やしていけるこの仕事には何か面白いところがある。
Drupalに取り憑かれた人の中には、ものすごく優秀なエンジニアもたくさんいる。そうした人達の心を掴んで離さない理由も、実はこうした学習のサイクルが起きやすい環境にあるのではないかと思う。
Drupalでいうと、サイトビルダー試験に合格した人の次の指針として。
そんな感じ。
読んだ本 - 2022年2月
またまとめていこうと思います。
- ここは
- なんだろうなんだろう
- いま見てはいけない
- 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法
- 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門書
- おおきな木
- 一人称単数
- スーホの白い馬
- 会いたくて会いたくて
ここは
絵も視点も素敵な絵本でした。シンプルかつ哲学的な視点が含まれる絵本は、長く楽しめると思う。
なんだろうなんだろう
この人の本は面白い。娘がもう少し大きくなったら読んでほしい。
いま見てはいけない
比較するなら『鳥』の方が上。表題作と、「ボーダーライン」なんかも秀作でした。
この人の訳作品が良いみたい。デュ・モーリア好きだなぁ。
本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法
出口さんの本は結構読んでる。これもこの本に書いてあった。
・一つの領域に一通り精通するには7-8冊必要
— Gengo Kikuchi | Webディレクター (@gengo_k) 2022年2月17日
・厚い本から読む(全体をしっかり把握する)
・薄い本を読む(抽象化された内容もすっきり入ってくる)
ってのは結構当たってるので目安にしよう。
薄い本から読みがちだけど、いろいろ省かれて抽象化された内容は、余計難しくなってしまうことがあると。
ディレクターという職種は、本当に多様な知識と能力が求められる。あらゆる知見が仕事に生きてくると言っても良い。
直接仕事で必要な知識はもちろん取り入れるんだけど、自分だけの色を持つ上でもあれこれ読んでいきたい。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門書
1冊目としてはおすすめ。最低限の知識を持っておくと、その後の理解が捗るかも。
もともとドットインストールやらで少しは触ってたので、内容理解自体は簡単だった。
HTML/CSSはWeb開発やってたら知ってて当たり前の世界なので、次に次に進んでいけば嫌でも身につくだろうと思っている。
次点として『独習JavaScript』と『独習PHP』をやっている。まずはJSかな。
おおきな木
素敵な話だった。この人は絵本だけでなくいろいろ書いているみたいなので、他のも読んでみよう。
一人称単数
所蔵する冊数が多いからか、待ちなくすぐ借りられた。ショートショートというよりは少し長めの短編集で、個人的には「クリーム」が好きだった。
気付けば村上春樹は結構読んでいる。彼自身が経験した話なのか、はたまたフィクションなのか分からないような書き方は好きだ。
スーホの白い馬
1歳児向けの絵本は読みつつ、もう少し先に娘におすすめできそうな本も並行して読み漁っている。
この絵本は非常に有名で、国語の教科書なんかにも載ってるはず。
物語はたいてい忘れてしまうため、また娘と一緒に楽しめるだろう。
会いたくて会いたくて
室井滋さんの本。ジャケ借りした。
施設に入っているお婆ちゃんに会いたいという話で、コロナ禍で着想を得て書いたものかなぁと。
大切な人に簡単に会えない時代になったからこそ、小さなことを大切にしていきたいですね。
最近はKindle、Kindle for Mac、図書館を併用して、比較的本を読む時間も取れています。
特に仕事関係で学ぶことが多いので、そういった本を中心に読んでいきたい。
そんな感じ。
30代になってようやく習慣力がついてきた
22時に寝て6時に起きる生活をしている。
20代では考えられなかったことだ。
もちろんコロナにより在宅勤務が加速したことや、子どもが産まれて生活スタイルが根本的に変わったことも大きい。
とはいえ、ここ最近の自分はどうかしちまったんじゃと思うくらい、良い習慣を継続できている。
まず筋トレ。
これまで3日と続いたことがなかったが、自重トレながらもう2ヶ月ほど継続している。
朝プロテインを飲んで、3-5セットの筋トレをこなす。少しずつだが体ががっしりしてきた気がする。
早起きは子どもができて完全に習慣化された。
ほんとに初期の頃は起きられない日があったが、いつの間にか当たり前になった。親として仕事じゃない時間は同じだけ家庭のために働くべきという考えが、身についてきたようだ。
階段の上り下りもここ最近続いている。
はじめは家にたどり着く頃にはバテていたが、最近はむしろ気持ちよくなってきた。1日2-3回やってしまう日もある。
一つの習慣が定着すると、生活リズムが形成され、そこからさらに良いルーチンが生まれるようだ。
1日3杯のコーヒーを飲み、昼休みには部屋の換気をし、寝る前には30分本を読む。
毎日をルーチンで固めていく作業自体が、実は結構好きだったりする。
まぁそれもこれも業務時間が過剰にオーバーしない前提ではある。毎日日が変わるまで働かなきゃいけないような環境であれば、到底実現できないだろう。
毎朝6時に起きて、9時頃から働き、19時には家族で夕食を食べる。22時には寝て、また6時に起きる。
理想的なリズムを見つけた後は、微調整を日々模索するのみである。
そんな感じ。