Drupal 開発ディレクター兼エンジニアが仕事、育児、本など雑多に書くブログ

「ミッション」「経営理念」が就職企業に求める最上位要素になってきた

最近少し転職を考えている。

といってもずっと転職市場自体は見るべきものであるという考え方だが、ここ最近の考え方はこれまでとは少し違う。

 

 

見ている企業の軸は、必ずしもこれまでの実績に沿っているものではない。

自分の力が活かせることや給与、ブラックでないか等ももちろん大事だが、それよりも社会的な価値がある企業で働きたいと考えるようになった。

 

広告代理店の仕事にも、もちろん価値はある。

でもそこで感じるもやもやを言語化すると、「アサインされるクライアントに大きく依存する」というのが正直なところだろうか。

 

担当するクライアントによってマーケティングフェーズはさまざまだし、社会に与える価値もまたそれぞれである。

市場No.1企業のマーケティングはやや保守的であったり、代理店という立場ではやりたくても手が出せないケースも多々ある。

 

そうした中で、「この企業で働けば、必ず社会を前に押し進めている」と自分が完全に納得できるところを探していて、今のところほとんど見つかっていない。

そんな企業がごまんとあれば良いのだが、最低限の待遇も考えるとそう簡単な話ではないのだ。

 

NPOなんかに行けばたくさんあるんだろうけど、子どもも産まれたところで取れるリスクには限界がある。

それでも、今自分の中では「ミッション」や「経営理念」というものが最も大切な要素になっていることは間違いない。

 

もしくはこれは誰もが通る道なのだろうか。

ある程度今の会社でできることとできないことが分かってきたら、もう一つ上のところでのモチベーションを求めるものなのだろうか。

 

今はまだ分からないが、その答えが近々見つかると良いと思っている。