さようならドットインストール ー ディレクターとエンジニアの兼務について
昨年末くらいからドットインストールを使って勉強してきた。 転職が決まって入社するまでは「休む」ことが一番の目的だったので、本格的に触りだしたのは1月頃から。
HTML/CSSからJavaScript、PHPなどの基礎を一通り学習した。 vimやLinux、Git、SQL、Emmetなんかもさらっと学べるので重宝した。
高度なことはまだまだ理解が浅いが、有償版の利用は一旦終わりにした。 今これ以上「入門」に時間をかけるのは効率が悪いし、何より現場でのリアル感から離れると楽しくない。
月額1,000円ちょっとで一つ一つの動画が短いため、3ヶ月とか半年とか、時間を区切って勉強するにはおすすめである。
今は優先的にDrupalのモジュール開発・テーマ開発の方法を学んでいる。 あとは気になるコントリビュートモジュールを触ってみたり、運用しているサイトの改修タスクがあればまずは自分でできそうか見てみたりと、まぁそういった感じだ。
ディレクターとエンジニアの兼務に対して、はじめはややパラドックスも感じていた。 ディレクターの肝は速く少ない手数で仕事を渡すことである一方、エンジニアとして成長するには自ら取り組む必要があるためだ。
はじめはそこの切り分けがすっきりしなかったが、最近は今できないことはできないと割り切って動けてきている。 今できない=一生できないではないし、はじめから最後まで自分でやらなくても、できる範囲で自分ごと化して向き合うことはできるはずだ。
そんな感じで一つ一つのタスクと向き合っていくと、あらゆるタスクに成長機会が潜んでいることが分かってくる。 吸える蜜は吸えるところまで吸いつつ、業務としては絶対に滞らせない。 そんなバランスを探りながら少しずつ前進していくのが、それはそれでまた楽しかったりする。